イタリアワインは生産量が世界一で、2020年にはフランスやスペインを上回っています。
イタリアを含むこの3国で世界の半分の生産量を達成しているので、中でも最も生産量が多いイタリアは、それだけワインづくりに力を入れている国だといえます。
イタリアには全20州がありますが、すべての州でワインづくりが行われています。
いかに国家的な産業で生産体制が優れているかが、容易にイメージできます。
イタリアワインは地域によって味や香りの傾向が異なりますが、共通するのは温暖で日照時間にも恵まれている環境です。
ぶどうの土着品種は500を超えるといわれているほど豊富で、格付けも厳格で品質のレベルも高く、安定しているのがイタリアワインの魅力です。